■NPO法人「女性と仕事研究所」代表?金谷千慧子さん
日本の企業のうち99?7%を占める中小企業。その職場が、女性にとって働きがいがあるかどうかをチェックする「企業評価シート」を作成した。トップが女性の採用に積極的か▽育児休業を取得した人は男女でどれくらいか▽地域連携や社会貢献を行っているか?など約30項目にわたる。
その評価シートを基に、働きがいのある企業を表彰する「ハッピーキャリア企業表彰」制度を、育児休業中の女性を支援する「wiwiw」(本社?東京都新宿区)とともに創設した。大阪府に本社を置く中小企業を対象に、今夏、初めて約30社を評価。シートを審査し、企業への聞き取りを行った結果、ネイルスクールや食品製造会社、コンサルティング バレンシアガ バッグ
会社など4社が選ばれた。偶然ながら、いずれも社長は女性だ。
「女性の社長は、やっぱり女性の活用が上手ですよ」と感心する。ただ、選考過程では、建設業などで女性を管理職に登用しようとする試みにも出合った。最近、変化の兆しは少しずつ現れているという。
女性と仕事の問題に本格的に取り組むようになったのは、「女性が働く」と
いうことがまだまだ社会に認知されていなかった時代。
金谷さんは自身の子育てを通じ、母親たちとネットワークを築いた。2人の子供を安心して預けられる場所を求めて、自ら保育所を立ち上げた。子供が成長すると、学童保育、さらには学習塾まで開いた。一緒に活動した母親たちも「働き続けたい」「一度退職してもまた復帰したい」と切実な思いを Perfect World rmt
抱えていた。
昭和61年、結婚や出産で家庭に入った主婦の再就職を支援しようと、「主婦の再就職センター」を開設。自己啓発の講座などを設け、約300人が巣立っていった。
平成5年にはセンターを発展させ、「女性と仕事研究所」を設立。再就職のほか、能力開発や転職、キャリアアップなど、幅広い支援を目指した。
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年には東京にも事務所を開き、大企業を対象にした評価事業なども手がけた。だが3年前、再び大阪に拠点を戻したのを機に、東大阪など世界レベルのモノづくりの力を備えた地域特性を考え、注目したのが中小企業だった。
「女性たちが中小企業で力を発揮すれば、企業が元気になり、地域全体も活性化する」と力強い。それに「女性が自分の人生を考え
るうえで、働くという部分は欠かせない。仕事って、生きること。結局、どう生きていくか、ということだと思うから」。揺るぎない信念を語る。
中小企業に女性の能力がプラスされることで果てしないパワーが生み出される、と信じる。金谷さんの挑戦は続く。(岸本佳子)
【プロフィル】金谷千慧子
かなたに?ちえこ 昭和14年、 nexon ポイント RMT
大阪市生まれ、71歳。大阪市立大学法学部卒。10月15日午後1時半から、大阪市立大学文化交流センターで「ワーク?ライフ?バランス推進フォーラム大阪」を開催、4社の企業表彰や立教大学大学院特任教授の山極清子さんによる講演などを行う。参加無料。問い合わせは「女性と仕事研究所」(電)06?6341?3516。
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